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ガジェッター・ミニマリスト・足つぼ師・温泉ソムリエ。時々、非二元性

【温泉ソムリエ】やばい。姥子温泉『秀明館』へ行ってきた。

   

温泉ソムリエ一年生が箱根姥子温泉にある『秀明館』に行ってきました。

温泉ソムリエのテキストに温泉達人のオススメの温泉地が載っているのですが、この『秀明館』は複数の達人達にオススメされていたのです。

Source: Googleストリートビュー

場所は箱根の芦ノ湖から大涌谷へと続く県道735号線の登り道をヒョイと右へ入った所にあります。

ここは何回も通ったことのある道なのですが、今まで気づいたことがありませんでした。

ただの旅館だか何かの看板と通り過ごしていたことでしょう。

本当にひっそりと佇んでいます

僕が大好きな天山が運営する温泉だった

受付にあったパンフレット。

良く見ると「天山湯治郷」の文字が。

天山(一休派)なら一年に何回も行くので、まさかと思ったのですが、2005年より天山湯治郷によって運営されているそうです。

天山大好きな僕がこの場所を昨日まで行ったことがなかったのは残念で仕方ありません。

山岳信仰時代の霊場、湯治場としての名残

湯殿には天然の岩壁がドーンとあり、注連縄(しめなわ)がかかっています

* 上の写真は昔の様子です。

その神々しい光景は山岳時代の霊場として、また日帰り施設ではありながらも客室4時間利用が前提というのは湯治場としての名残があります。

思わず、お湯に浸かりながら手を合わせてしまいそうな、そんな雰囲気です。

とにかくひっそりと、温泉そして自分と向きあう場所

ミニマリストであれば大絶賛するであろう場所です。

シャンプー・石鹸は基本なし(別料金の家族風呂であれば可)、無駄な装飾一切なし、無印良品の「人をダメにするソファ」。

* ただ、このソファに関しては、少し草臥れ感があったのとビーズが少ないのでもしかしたらニトリ製のかも。

温泉に入り、部屋でお茶を飲んだりしてくつろぐ。

壁が薄いので話でもしていたら隣に聞こえてしまうかもしれない。

だから必然と黙って、ぼーっと過ごすことになる。

温泉、部屋でボー、温泉、部屋でボー、の繰り返し。

浮世離れ以上に非日常な空間と体験がそこにある

目の病気に良いとされる弱酸性の単純温泉

元箱根第4号、第20号を源泉とする姥子温泉。

第4号の温泉分析書

pH 3.3
硫酸イオン 312mg
メタけい酸 239mg
泉質 単純温泉 (弱酸性 低張性 高温泉)

酸性の温泉に入るのは温泉ソムリエになって初めて。

若干、ピリッと感じる気もするが、気のせいだろうか。

硫酸イオンは老廃物の排出に効果があるとされ、またメタけい酸は皮膚の保湿力の改善が期待される。

ここ『秀明館』の湯は、自然のままの岩盤湯壺なので、日によって湯量や温度が変わる

僕が訪れた時は、湯量は十分、温度は僕には適温だった(おそらく42度かそれ以下)。

天山系列らしい派手な装飾のない湯殿で、日が暮れると電球一つが岩盤を照らしていた。

薄暗いというより暗いので、初めての僕には普段は温泉では着用しないメガネが必要だった。

場所がわかればメガネも必要なくなったけど。

目に良い温泉とのことなので目を洗浄しようと備え付けのタライに湯を張り、顔を入れてみたがお湯が熱すぎて目が開けられなかった。

酸性なので殺菌力が強いらしい。

* 上の写真は昔の秀明館です。

次回はお弁当を持って。さらにゆっくり過ごしたい

4時間滞在できるのだが、お腹が空いたのと暗くなってきたので3時間で帰ることに。

「あと1時間、滞在できますよ」

と受付の方にリマインドされたのだが、お腹が空いてしょうがなかったので出ることに。

次回はどこかでお弁当を買ってきて、さらにゆっくりと過ごしたい。

淡々と書いているが、これまでの僕の温泉体験の中では一番と言っても過言ではないほどの素晴らしい体験だった

ただお湯につかる、引き算の装飾、行楽地ではない湯治場としてのスタンス

無駄を省き、本質を発露しやすくする。

ミニマリストには訪れてもらいたい場所だ。

でも、あまり宣伝したくないのも本音。

姥子温泉 秀明館

URL http://shumeikan.biz/
住所 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根160 (Google Maps)
営業時間 4月-11月 10:00-17:00 12月-3月 10:00-16:00
定休日 毎月最終木曜、2月いっぱい
利用料金 入館料 大人2,500円・3,100円 (4時間)、小人1,000円
手拭・浴衣・個室付き
(15時以降、入浴のみ 大人1,800円)
駐車場 あり
施設 内湯、個室、大部屋、堂宇、祠

 

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