哀悼 R.I.P. Phife Dawg
2016/10/13
Phife Dawg (ファイフ・ドーグ)が今年(2016年)の3月に糖尿病の合併症により逝去していたことがわかりました。
昨日YouTubeで久しぶりに彼の動画を見たら、そのようにアナウンスされて知りました。残念。
Phife Dawg (ファイフ・ドーグ)
NYのカリスマ的なラップグループ、A Tribe Called Quest(ア・トライブ・コールド・クエスト)のラッパー。ATCQは高校のクラスメートのQ-tip(キュー・ティップ)、そしてAli Shaheed Muhammad(アリー・シャヒード・モハメド)、Jarobi White(ジャロビ・ホワイト)からなるグループ。1998年『The Love Movement』をリリースするあたりからグループ内、レコードレーベルでゴタゴタがあり分裂状態だった。Phife Dawg自身はソロ活動で、2000年『Ventilation: Da LP』をリリース、最近では2015年にシングルの『Nutshell』をリリースした。糖尿病は1990年から患い、ATCQの名曲『Oh My God』では自身のことを「Funky dieabetic (ファンキーな糖尿病患者)」と皮肉っていた。2008年に妻からの腎臓移植を受けるが、2012年に再移植の手術となった。
ATCQ、Phife Dawg名盤の数々
Peoples’ Instinctive Travels & the Paths of Rhythm – A Tribe Called Quest
『Bonita Applebum』 、『Can I Kick It?』、『Push it Along』など。最初はNYよりもロンドンで人気が出たとか。
The Low End Theory – A Tribe Called Quest
『Check the Rhime』、『Jazz(We’ve Got)』、『Scenario』など。個人的にはMVの『Jazz(We’ve Got)』→『Buggin’ Out』の流れが好き。
Midnight Marauders – A Tribe Called Quest
『Oh My God』、『Electric Relaxation』、『Award Tour』など。『Lyrics to Go』が大大大好き。浅野ゆう子がマイケル・ジャクソンが亡くなった時、悲しくて『スリラー』を2時間踊ったそうですが、自分は『Lyrics to Go』を2時間聴き続けるかも。『Electric Relaxation』は2時間以上逝けます。
・・・ここから2つほどLPを出しているけれども、好きなのはThe Love Movementに収録されている『Find a Way』ぐらいかな。
Ventilation: DA LP – Phife Dawg
Phife Dawgのソロアルバム。・・・感想は控えとく。
Nutshell – Single – Phife
2015年リリースのシングル。J.Dillaプロデュース。
今まで素晴らしい曲をありがとう!
A Tribe Called Questについてもっと知りたい方はRolling Stones誌が選ぶATCQベスト20曲をチェックしてみてね。