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ガジェッター・ミニマリスト・足つぼ師・温泉ソムリエ。時々、非二元性

超絶オススメ。『芸人同棲』シーズン7が「禅」すぎた件

   

テレ朝動画の『芸人同棲』を久しぶりに見まくりました。シーズン6の最初の方までは見ていたのですが、改めてシーズン7から見ました。シーズン6は後回し。

シーズン7は芸人同棲で誕生したコンビに焦点をあて、彼らの成長をドキュメントします。ほぼ無名の芸人さんばかりでネタも粗いのですが、その粗削りな部分を放送作家や一流お笑い芸人、劇場の支配人などがメッタ斬りしていきます。

「ひぇ〜、自分だったら泣いちゃうよ・・・」というぐらいダメ出しが厳しいです。

バッサリ。「芸人の目じゃ、ないのよね」

Source: 芸人同棲

ラフ・コントロールという2000年結成のコンビに芸人同棲シーズン1で出てきたヤスタケさんが加わり、「ラフコン」というトリオに。写真の真ん中、右の方は芸歴もあり技術もあるのですが、どうも三人になるとしっくりこない。これは素人の自分が見ていても違和感を感じます。

そこへ森さんという放送作家の方が「(ヤスタケくんは)芸人の目じゃ、ないのよね」とバッサリ。芸人を目指していてこんなこと言われたら号泣ものですね。

芸人の目で検索をしたら、「石目」「星目」というワードが出てきました。芸人さんのほとんどは「石目」で目が石のように死んでいて、アーティストやミュージシャンは「星目」でキラキラ輝いていると。

「石目」=「醒めた目」という意味かなぁ。確かにヤスタケさんは芸人というより、学校の生徒会長のような輝きを持った感じのオーラですよね。「星目」な感じ。

バサバサ、ダメ出し。でも泥水のなかから花を咲かせてほしい

ノンスタイル石田さんとウーマンラッシュアワー村本さんのダメ出しはさらに厳しい。バッサバサと斬りまくり。やっぱり第一線で活躍している人たちのダメ出しは現場感が強い。上のラフコンに対してのダメ出しをいくつかピックアップしていくと・・・

・ 面白い「ワード」だけを並べるんじゃくて、それを面白く見せないとダメ
・ 笑わそうと思ったらボケの空気感を一切消さないとダメ
・ 普段から漫才じゃないとダメ

2番目の「笑わそうと思ったらボケの空気感を消す」は村本さんがこのダメ出し中に実演していたかも。ダメ出しの真剣な話をしているところで「・・・だったら藤田ニコルちゃんみたいにしたらいいんじゃない」と村本さんがボケて、石田さんが思わず吹き出す。これ村本さんが実際例を見せてくれていたのかな。

高度すぎて素人の自分にはこういうお笑いの技術を実際に意識してするということもないだろうけど・・・。ただ、村本さんが「誰にでも素晴らしいものがある。それを引き出して漫才にする」というようなことを言っていたのですが、これは自分を含めた全ての人に共通することですね。「漫才」の部分を自分のしていることに変えて。

村本さんは男の人と付き合ったことのない女性芸人が、男の人を知っているかのような役割をするネタには真実味がないと言います。このダメ出しは「理想のものになる」という努力から「すでにあるものを発見していく」というベクトルへと変換を促していく。

これ「禅」ですわ。泥水の中にこそ綺麗な蓮の花が咲く。「ないもの」を追いかけても掴めない。「すでにあるもの」を発見していってそれをうまく成長させるのみ。

村本さんは言葉は悪いけど、根底に「愛」があるなぁ。

シーズン7は他のシーズンと比べてお笑いウンチクが多いけれども、何度も見直してしまうほど自分の人生にもインパクトありました。ぜひぜひ、無料で見られますので見てみてください。

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